■エリザベート       小池修一郎潤色・演出  一路真輝/花總まり/ 高嶺ふぶき/轟悠

19世紀オーストリア、ヨーロッパ隋一の美貌と言われた皇姫エリザベートの生涯。
「死」である、黄泉の国・帝王トートとの愛を描く

トートに一路真輝エリザベスの夫、皇帝に高峰ふぶき。暗殺者ルキー二に、轟悠。
この作品は、一路真輝の、退団。「さよなら公演」でもあります・・。

一路真輝さん、歌いっぱなし!!
まさに、「歌劇」・・「オペラ?」って感じです。
宝塚も、すごい事やるようになったなぁ・・と、感心。
「凄い!」の一言。

エリザベートの美貌を裏付ける花總まりさんは、ほんとうに美しい。つっこみドコロなし。<笑>
この作品では、力強さもあり、ほぼ完全無敵な娘役ですね。。

しかも、驚いたのは、意地悪な皇后陛下役の、
朱 未知留!!!
すんごい、迫力!!!!
メイクも凄いけど、すごい!すごい!!!
感動までしましたよ。<顔>と歌に・・。
この作品で?退団してしまってるようですが。。。残念です。もっと観たかった。。

そして、イシちゃん!!!
すばらしかった。
あんな難しい役を、楽しく演じていました。
ヘタすると、とてつもなくダサクなってしまう進行役を・・・
実にすばらしい。へりくだったニヒルな顔がたまらない。こーゆーのやったら天下一品ですねぇ〜。
合間に見せるウエイター姿も、素敵でした。(≧∇≦)キャ♪

しかし1幕から、いきなり、でっかい目ン玉むき出して出てきた時には
かなり驚きました。。。(*⌒д⌒*)アハ
「あれ〜!仲代達也か?・・」      >ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ
アイラインが太い〜!!!( ̄_ ̄ i)タラー
なんせ、「凱旋門」のラヴィックから、ファン突入した私ですので、慣れるまで数分かかりました。。v( ̄∇ ̄)ニヤ

ルキー二は、イシちゃんの代表作に入ると言うお話ですが、納得いたしました。

作品的にも、重厚で、評価高いんじゃないでしょうか。
出演者・演出とも、完成度が高い。
高嶺ふぶきの、皇帝もとてもすばらしい!優しさと王である葛藤をサラリと表現。
若い皇帝から、初老の皇帝。。みごとに演じてます。
(*'-')//”パチパチ (*'-')//”パチパチ

私的には、重いので、何度も繰り返し観る体力はありませんけど・・。
1度みたら、忘れられない名作です。

もちろん、イシちゃんの場面・フィナーレダンスだけは、何度もみまーーーす。(。・_・。)ノ
DVDだしぃ〜   o(*^▽^*)o~♪ルン

フィナ−レ、青エンビのダンス、かっこいいーーーーーーーーーーーーーーーー!! ツボ◎
掛け声がまたタマラナイ!!
香寿・高嶺・轟の3人が踊る〜!

あーーー、私はこの時代にタイムトリップしたい!!

あと、モヤモヤした時は、
魔よけに  朱 未知留さん・ゾフィーのシーンを観るのだった。。(^◇^)ケッケッケ...


■アナジ      作・演出 谷 正純      轟悠/安蘭けい/星名優里/紺野まひる    その他・・

寛永10年、海賊船「紅蓮丸」は、薩令・鎖国令により、上陸を阻止されるのだった・・
行き場を失った船長及び乗組員の薩摩藩への抵抗を、隠れキリシタンを複線に描く。

船長・アナジに轟悠  琉球人・クロハエに安蘭けい キリシタンの姫に、紺野まひる  朝鮮の舞姫・玉琴に星名優里

イシちゃん、でずっぱり!!!!
すんごい、
いい顔してます。
芝居も、光輝き、まさに当り役。つーか、イシちゃんのための作品だもんね、あたりまえか。(*⌒д⌒*)アハ

若手に囲まれ、余裕でリードしながら、主役の貫禄・気品がびんびん現れています。

「風に生きて〜風に死ぬ〜♪」1度聞いたら、忘れない歌です。<笑>
他、音楽全般よかった。華やかさにかける芝居ですが、うまく救っていたかも。。

イシちゃんの役は?と言うと・・・やっぱり「理念・原理原則の男」(*⌒д⌒*)アハ
母や、妹、家族の愛を充分に表現はするが、女っけはなし。
どーーなのよ。。。もーーー、イシちゃん!恋愛嫌いなの?<笑>

紺野まひるちゃんが「私なんど好きになってはもらえないでしょうが・・いつか・・」
みたいなセリフを言うのですが、ははははは〜〜・・・軽くいなしてまう。(^◇^)ケッケッケ..
かっこよすぎ。。

こーゆー役がイシちゃんのはまり役なんでしょうが、ちょっとぐらい、恋しましょうよ〜
と言いたくなるのだ・・。
特に、玉琴に星名優里に対しては、無残すぎないかね・・。
いちを、宝塚ロマン・・なんだから〜〜・・
ちょっとでもいいから淡い恋心 とか、男の弱い部分などを 匂わす脚本にしてほしかったです。
しかも、また最後は「死ぬ」し・・・。
<注・この作品は、公演された時期とは異なり、かなり他のイシちゃん作品を観初めてから最後に鑑賞しているので、
いろいろと、「またか?」って感じがしてしまいました・・>

まひるさんはこの時、研1だったみたいですが・・・いつも、あんまり変わらないね。<苦笑>
どんなセリフを言っても、元気な娘ちゃんの域から脱出しえないみたい。
芝居で沢山出番が多いと、ちょっと、ウザイかも。。。ショーはいいんだけど・・・。
彼女も、今やトップを経て、退団してしまったけどね。。

安蘭けいさん、とっても素敵でした。歌も素敵です。
汐美真帆さんも素敵。


イシちゃももちろん素敵。
まだ3番手の時代の作品なので、当時ご覧になったファンにとっては、宝物だったと思います。


|yu top  |作品リストtop